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下の講義および実験は、それ自体で独立したテーマですが、若干は放射線やエネルギーに関連付けているところがあります。
実験は、生徒1人が1つの実験器具を組み立てて実験することを原則としていますが、テーマによっては2〜4人が1チームとして実験をする場合があります。教材は全て、当方が準備します。
講義も実験もそれぞれがほぼ45分〜1時間の予定ですが、御要望に応じて、時間の伸縮は可能です。
時間があれば、講義と実験の両方を行なうのが望ましいですが、一方だけでも構いません。
講義

身のまわりの放射線

 自然界の放射線は地中に、宇宙に、空気中に、野菜や人体内などどこにでもあること、そしてその強度はどうか、また放射線の正体は何かについて豊富な図をもとに分かりやすくお話しします。

 次に、放射線を微量、あるいは大量浴びるとどうなるか、放射線は私達の身の回りで、医療、工業、農業、環境、他の学問分野など広い範囲にわたって非常に役に立っていることなどについて話します。

 高校の物理、化学や社会の教科書にふれつつ、また、若干のデモンストレーション実験を交えつつ講義をします。
 
身のまわりのエネルギー

20世紀後半から、エネルギーの大量消費の傾向が著しいが21世紀は開発途上国の発展に伴い世界的にはこの傾向は一層続いています。

 この状況において世界と日本のエネルギーの状況はどうなっているのでしょうか。石油、天然ガス、石炭、原子力、風力、太陽電池、などのエネルギー源とその将来性、問題点などについて、また、家庭でのエネルギー消費について分かりやすく説明し、加えて省エネルギーの大切さを述べます。
 
身のまわりの電気

 電気は難しいと思われがちですが、私たちの身のまわりでこれほど便利に使われているものも珍しい。この講義では主として、家庭の電気(発電、送電、配電、エアコン、電熱器、テレビなど)についてお話しをします。また、自然の電気(雷、摩擦電気、大気電気、オーロラ、大地電気、動物電気など)について、ならびに放射線や原子力と電気との関係にも触れます。

 簡単なデモンストレーション実験を交えます。
 
身のまわりの物理

 物理は苦手だ、と敬遠されがちですが、物理は私たちの生活に直接関係して、非常に役立つ知識です。気象、乗り物、運動、これら全ては、簡単な物理を知ることによって、実際の生活は実りの多いものになります。引力、重力、振子、ブランコ、シーソー、ならびに、圧力(気象、大気圧、自転車や自動車のタイヤの圧力、タイヤと放射線、原子炉)、浮力、比重、体積、運動の力学、クレーンの力学、波の物理(放射線と波動)などについて、分かりやすく説明します。

 簡単なデモンストレーション実験を交えます。
 
ノーベル賞と放射線(X線からカミオカンデまで)
 X線の発見によって、レントゲンが第1回のノーベル物理学賞を受賞して以来、放射線とノーベル賞とは非常に関係が深い。ベクレル、ラザフォード、キュリーから、湯川博士、小柴博士に至るまで、非常に多くの研究者が放射線に関係してノーベル賞を受賞しています。ノーベル賞の由来に始まって、興味ある劇的な研究内容をいくつか選び、カミオンデを使った小柴先生の研究を含めて、図や写真を使い、生徒の皆さんに科学への興味を持ってもらうようわかり易くお話します。
実験

霧箱の作製と放射線の観察実験

(目的)

 目に見えない放射線を観察できる道具「霧箱」を手作りします。

 作った「霧箱」を使用し、実際に放射線が飛ぶ様子を目で観察します。

 短時間の講義によって、蒸気の飽和、過飽和、凝縮、といった身のまわりの物理現象の基礎を理解していただきます。

(実験材料)

 プラスチック容器、アルミニューム板、スポンジ、エタノール、セロテープ、カンテラの芯の微小放射線源、ドライアイス、など。
 
自然放射線をはかる実験

(目的)

 放射線測定器「はかるくん」を用いて、校庭のいろんな場所の放射線の強さ、いろんな物質からの放射線の強さを測定し、自然にも放射線があること、その強度も様々であることを確認します。自然の放射線についての話を短時間聞き、知識を広めていただきます。

(使用器具)

 携帯用小型放射線測定器「はかるくん」、岩石、湯の花、など自然の諸物質
 
針金磁針の作製と磁石の実験

(目的)

 針金の磁針を手作りできることを体得して、磁針がゆっくりとゆれながら南北を向くことによって、身の回りに磁場が存在し、地球が大きな磁石であることを確認します。また、ゴム磁石には東西を向く磁石があることや磁石の構造を知っていただけます。摩擦電気の実験も合わせて行ないます。短時間の講義によって地球の磁気の歴史、地磁気とオーロラと宇宙線の関係、なども学んでいただきます。

(実験材料)

 インスタントコーヒーのキャップ、割箸1本、針1本、セロテープ、針金、ボード磁石、ゴム磁石、鉄粉、プラスチック定規、など。
 
水血圧計の作製と自分の血圧の測定実験

(目的)

 水血圧計を組み立て、水柱の高さから自分の血圧測定をします。このことによって、圧力、水銀柱の高さと圧力、血圧、気圧、絶対圧力とゲージ圧力、等の身のまわりの圧力に関する理解を深めていただきます。工夫をすれば手作りの道具で自分の血圧を測ることなど、いろんなことができることを理解し、自分の血圧を測ることを通じて、圧力の概念について興味をもって理解していただきます。

(実験材料等)

 手動ポンプ(手動灯油ポンプ加工)、ビニールパイプ、ポリエチレン袋、針金、金属パイプ、アラルダイト、空のペットボトル、脈はかり計(手作り)
   


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